2015年 05月 10日
くまもと うきしまじんじゃ 2015
今年も5/4にこいのぼりをリカンベントに取り付けて熊本の浮島神社まで行ってきました。

ヽ(ミ・∀・ミ)ノ

さすがに三回目となるとこなれて来た感があります。
割と装備を固めて走った初回に比べ、ドリンクボトル一本に携帯工具ボトル一つという
かなり軽量化した装備で行ってまいりました。

そんでもって今回は自作リカンベントの黒百合号で行ってまいりました。

最大の懸念はフレームが折れないかということであります。ヽ(・∀・ミ)ノ

まぁ不安をよそにとりあえずいつもの諸富橋からスタートしたのであります。
今回はリカンベント仲間のtut君と一緒に走り始めました。

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こんなルートで走ります。毎年同じ。

去年に比べれば今年は装備がずいぶんと充実しておりまして、
特に最大の武器となったアイテムは、Garmin etrex30 というハンディGPSでした。

GPSにて現在地がマップ上に表示され、移動ログもとれるという優れものです。
もともと登山用らしいのですが自転車にも使えるもの。
若干処理速度が遅く、もっさりとした動作ですが実用十分です。
走行ルートとウェイポイント、それに走行ログの取得も兼ねて使用しました。
ぶっちゃけ走行ルートは覚えてるんですけどね。
ログ取得が楽しいのです!

とりあえず淡々と平地平地で走って行きます。

しかしながら、天候不順。

小雨



小雨



みたいな。

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行く途中。
午前中はずっと雨の中を走ってました。

その上、私が転倒するアクシデント。後方からトラックが迫ってきていたので、
マジでびびりました。踏まれなくてよかった。雨の日こわい。
ですが、この天候不良が後でよい結果をもたらします。

ひたすら走ってちょっとした登りを越えて。

熊本市内付近に入るとすかい君という現地民と合流して案内してもらいました。
熊本行く度世話になっております。

すかいくんの道案内で浮島神社へ。

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無事に着いた!

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奥のロードがすかい君の愛車です。

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折れずに100km走ったぞ!

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遊ぶ私。

浮島神社へ行った後は昼飯。味噌ラーメン。
なんと昼飯おごってもらいました。ヽ(ミ・∀・ミ)ノ

佐賀に来たときはおごりますからね!

後は帰路につきます。帰りは晴れました!

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いつも整備不良のtutリカンベントがたびたびチェーン落ち。ざまぁの図。
いろいろやって走れるようにして。

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景色綺麗だネー。(ミ´∀`ミ)

帰りはtutくんに先導してもらいました。
彼は若い上パワフルなので100km走った帰りも余裕で30km/h台ですっ飛ばしていきます。

去年もそんな感じで、体力のない私は帰りにまぁぁったくついていけなくて、
ちんたらちんたら走って置いてけぼりにされてました。

今年は28~31km/hくらいで先導してもらいましたが、比較的余裕を持って
トレイン組んで走れました。去年に比べたら相当余裕がある感じ。
なんでかなーって考えてみると、多分、午前中は太陽が出ていなかったので、
熱による体力低下が殆ど起きず、十分余力が残せたんだろうと考え付きました。
あと、スリップストリームの効果も大きいかなと。

それとも黒百合号のおかげかしら。

帰り際、女子高生っぽい集団に歩道側から

「写真とっていいですか!!!」

ってキャーキャー声をかけられて、めっちゃ写メ撮られました。

うける。

そんな感じでえっちらおっちら走って帰ってきました。

総走行距離205km。

たのしかった。

ちなみに自作フレームは折れずに問題なく走ることができました。

振動吸収性が高く、かなり乗り心地のよい自作リカンベントフレームですが、
やっぱり横剛性が低く、強く踏み込むと明らかにドライブ側にたわみます。
そう気になるレベルではないんですが、パワー逃げしている気がしています。
折れることはないと思いますがちょっと心配ではあります。
でもまぁコレだけ走れるなら大丈夫。

先日の佐賀センチュリーランも含めると総走行距離は700kmを越しました。
フレームにクラック等は一切ありません。
佐賀センチュリーランで激しい負荷がかかるキツいヒルクライムと高高速域のダウンヒルも経験済み。
フレームが軟い以外は、極めて満足のいくフレームに仕上がっています。

さて自作リカンベント3号機の製作はいつからにしようかなぁ。

Distance : 205km
Max Speed : 51.8km/h
Time : 8h48min55sec
Av : 23.2km/h
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# by steadycat | 2015-05-10 02:30 | ツーリング日記 | Comments(3)

2015年 04月 28日
さが せんちゅりーらん 2015 はる
ドーモ。シロネコサンデス。

先日の4月26日に、
自作のカーボンリカンベント、黒百合号で佐賀センチュリーランに出てきました。

約90kmのヒルクライムコース。

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こどもの日が近いので、こいのぼリカンベント。よく目立つ。

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看板とともに。

番号は120番。わりと初めのほうだったのであります。

古湯温泉から観音峠へえっちらおっちら登ります。
なんとかここまでは登りきりましたが、この最初の峠越えでほぼ体力を使いきってしまう。
もういやになる。天山越えとか無理じゃね?平地なのに全然速度出てないね?
リカンベントだもんたちこぎできないんだもん。脱落するべきですね?DNF?ねぇDNF?

ピェー

なんて思いながら、観音峠を下りまくって。下りは楽しいねーーーー!!!!
下りきったら唐津の浜玉あたりをピューっと走っていざ厳木へ。
ぶっちゃけエイドポイントで脱落しようと考えたものの。

「やっぱチャレンジしてみるしかないよねー」

って考えてとりあえず登り始めてみました。

リカンベントにとっては地獄のような斜度の坂道を
超低ギアのインナーローで
歩く速度より遅い速度で
4月とは思えぬ太陽の照り付けに耐えながら
ちんたらちんたらちんたらちんたら登って

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登りきった!

ヽ(ミ・∀・ミ)ノ

流石に二度ほど止まってしまいましたがなんとかいけました。

さあ、登りきったらあとは最高に楽しいダウンヒル!

こんなに爽快でかつアドレナリンの出まくる気持ちのよいダウンヒルは
人生で初めてでありました。

気持ちよすぎてイヤッハー!!!と奇声を上げながら下りました。
得体の知れない変な形のこいのぼり付けた自転車が、
奇声を上げながら凄い勢いで下り落ちている姿は、
さぞかし恐怖感満点の光景だったことでしょう。

しっかしまぁ、こんなに楽しいダウンヒルが体験できるのならば。
あんな地獄のような上り坂があってもまた出たくなっちゃうよねー。

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ゴールあとは弁当貰って食べて温泉はいって帰りました。

たのしかったです。おわり。

ヽ(ミ・∀・ミ)ノ
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# by steadycat | 2015-04-28 00:34 | ツーリング日記 | Comments(2)

2015年 04月 13日
リカンベントとは何か。その①
 リカンベントを作ろうという記事を書くにあたって、まずもって

「リカンベントとは何か」

 書いておく必要がある気がしたので書き記しておくことにします。

 二輪タイプのみの説明で、トライクのような三輪車については記述してません。

 長文です。

 独自研究もあるのでそのへん割り引いてご覧下しあ。


◆リカンベントとは…

 リカンベント、英語で書くと 「Recumbent」 と綴り、
意味は、「寝そべった」 とか 「怠惰な」 といった意味になります。

まぁまさにその意味のとおりで、寝そべったような姿勢でペダルを漕いで進む自転車が、

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リカンベントなのです。




◆リカンベントの種類…

 さて、上の写真のリカンベントは 「TSUNAMI2026」 という極めてベーシックなフレームのリカンベントで、私が所有しているものです。「極めてベーシックなフレーム」 という表現を使用したのには訳があって、リカンベントには様々な形状と種類があるのです。調べると本当にたくさんの種類があるのですが、基本的には、「座席の高さ」 で大雑把に種類わけができます。というわけで落書きをまじえながら説明します。



1. ハイレーサー

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 車輪を前後輪とも700c~24inchで統一し、その車輪の頂点付近に座席を配置した、車高の高いリカンベントを「ハイレーサー」と呼びます。大径ホイールの路面走破性をそのままリカンベントに持ってきたためにこのような形態になっています。当然、高速巡航を得意とします。

 また、ジオメトリの関係上、ホイールの合間に座席を入れないため、チェーンラインが直線に近くなり、チェーンのフリクション低下にも役立っています。(例外在り) にしても、とにかくハイレーサーってのは車高が高いです。車輪が小さくないと足が地面に付かず、身長が高い方しか乗れません。



2. ミッドレーサー

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 さて、リカンベントでもっとも種類が多く、豊富にラインナップがあると思われる種類が「ミッドレーサー」です。ミドルレーサーとも言いますネ。大体20inchホイールの上端あたりに、座席最下部が来るくらいの車高のリカンベントを指します。レーシング向け~ツーリング向けまで多種多様、フレーム構造も様々にあります。

 基本的な形態は、前輪は20inch、後輪は26inchか700cを履き、その合間に座席が入ります。前輪が小さい理由としては、クランク地上高やシート高を下げたり、クランクと座席の間を短くすることができる、といったことが挙げられます。身長が低くても乗れるような設計が出来るわけですね。また、クランク位置を下げて乗りやすく設計することができます。

 また他にも、前後輪とも26inch程度のホイールを使い、そのホイール間に座席を押し込んで着座高を抑えたものもあります。車種や設計思想にもよりますが、初心者にもすすめやすく、街中でも乗りやすい物が多いのがミッドレーサーです。



3. ローレーサー

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 リカンベントが「速い」といわれる所以をもっとも突き詰めた結果誕生したと考えられる物がローレーサーになります。前輪と後輪の間にほぼ完全に座席が納まり、手が容易に地面に付いてしまう程度に低いものを指します。高速走行をするために、自転車の天敵である空気抵抗を極力減らす工夫が随所にしてあり、極めてレーシーな設計をされた車両がほとんどです。

 見た目のとおり、座席なるべく寝かせ、着座高を下げ、相対的にクランクの地上高を搭乗者の体とほぼ同位置まで持ち上げることで、前方投影面積を減らし、乱流を防いで空気抵抗を減らしています。また、前後輪の間に体が納まることで、ホイールの生み出す乱流もある程度覆い隠すことができるわけです。物によってはさらにフェアリングなどの整流パーツなどを装備し、空気抵抗に打ち勝つ工夫をしているものもあります。まぁ最もリカンベントがリカンベントしている種類になりますネ。

 一方で、前輪のさらに向こう側にクランクが来るため、座席とクランクの距離がどうしても長くなり、脚が長くないと乗れない代物だったりします。



 とまぁ二輪のリカンベントは大雑把に分けて上記の三種類くらいに分けることが出来るのですが、まぁシート高もホイールの組み合わせもフレーム形状も、それこそ多種多様にあり、それによって車高は様々に存在するので、それぞれの線引きは極めてあいまいです。ぶっちゃけまぁ大雑把で良いんです。




◆操作系統について

 リカンベントを種類分けする要素として大事な要素のひとつが操作系統です。簡単に言うとハンドル周りです。これもまた面倒なことに複数種類があります。しかも、駆動系と切っても切れない関係のものがあります。ざっくり説明しましょう。



1. OSS ・・・ オーバーシートステアリング

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 座席の上側に小型のハンドルを配置したものを、「OSS(オーバーシートステアリング)」と呼びます。ステムにあたる部分から、ハンドルポストと呼ばれるパイプが伸び、その先にシフターやブレーキレバー、サイクルコンピューターなどが取り付けられる小型のハンドルが付きます。ハンドルポストは前方に倒すことが出来るように可動式になっている物が多いです。

 取り付けられるハンドルは一般的な自転車とは全く異なった形状をしていて、その多くはかなり横幅が小さく、ハンドルというよりはレバー類を取り付けられるグリップのような感じになっています。システムもレバー構成も、乗り手の好み次第で様々で、何か一定の基準のような構成はありません。しいて言うなら、ハの字ハンドルがメジャーでしょうか。

 また、一見普通の自転車に似た操作感が得られるように見えますが、全く違います。普通の自転車は左右にハンドルを「回し」ますが、このタイプは左右にハンドルを「振り」ます。右に行きたければ左にハンドルを「振り」、左に行きたければ右にハンドルを「振り」ます。長い棒の先で操舵するので、人によっては思った以上に慣れが必要な操作感です。ただし、これもステム角度、ハンドル構成、ヘッドチューブ角度で変化するものなので、一概には言えません。逆に乗りやすいものもあります。



2. USS ・・・ アンダーシートステアリング

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 座席の下側にハンドルを配置したものを、「USS(アンダーシートステアリング)」と呼びます。肩幅程度の幅の広いハンドルが、腰の左右あたりにグリップが来るような位置で配置されます。レバー類は座席の左右上方向に飛び出たハンドルの先に取り付けます。

 ハンドルとフォークの接続方法はざっと二種類あり、フロントフォークそのものに直接ハンドルを取り付けるタイプと、座席下にハンドル用の軸があり、そこにハンドルを取り付けて動かせるようにして、ハンドルとフォークはリンクロッドを使って繋ぎ、間接的に動かすものがあります。

 ハンドリングは見た目に反して意外と普通で、一般的な自転車と同じようにハンドルを動かし、操舵します。腰の横でブルホーンハンドルを握って左右にまわす感じでしょうか。個人的感想ですがOSSに比べると案外直感的に操作できる気がします。あと、くどいようですがハンドルシステムによってこれまたいろいろと違ってきますので一概には言えません。

 座った感じといえば、体の前に何にもないので非常に開放的です。何もなさ過ぎてなんか飛んできたら全身で受け止めそうで怖いくらいです。この開放感はとてもリカンベントらしい感じがします。

 一方で、USSタイプ共通の問題点があります。ハンドルを動かす場所の都合上、体とハンドルとの合間にそれなりのクリアランスが必要となるので、ハンドル分どうしても幅が広くなります。また、顔の周辺に何もパイプ類がないので、サイクルコンピューターなどのメーター類を取り付ける場所が限られます。ほかには、ハンドルの位置によっては若干跨り難いといった車両もあります。



3. オープンコックピットハンドル

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 幅の広い、肩幅くらいある大きなハンドルを、足をよけるような形で取り付けたものをオープンコックピットハンドルと呼びます。腕を前に突き出してハンドルを握るその姿からスーパーマンハンドルと呼ばれる場合もあります。

 座席に座ってハンドルを握ると、オートバイのチョッパーハンドルを握っているような感じになります。操作感覚はいたって普通で、OSSやUSSよりうんと操作しやすいです。ただしハンドルシステムによって(以下略。 

 また、腕を前方に突き出しグリップを握るので、ハンドルを引っ張ってクランクを踏み込むという動作が可能になります。OSSやUSSのようなほぼ操舵に特化したハンドルと違い、全身でパワーをクランクに伝えることができます。

 もう一つ利点として、腕を伸ばしてハンドルをつかんでいるので、腕で体を座席から引っ張り起こすことが可能です。これはハイレーサーのような足つきの悪いリカンベントの場合、停車するときにすぐに体を起こして足を付くことができ、とても楽で便利です。

 欠点としては、脚をよけてハンドルを配置する必要性がある以上、ハンドルの横幅がどうしても大きくなります。また、結構長いシフトケーブル類をうまくハンドルに這わせてあげる必要性もあります。



 操作系統はざっとこんな感じです。次に駆動系の説明をしますが、操作系統と絡めてお読みください。




◆駆動系について

 さて、次は駆動系のお話です。これもざっくり分けるとおおまかに三種類に分けられます。また、操作系統と関連して説明します。



1. 前輪操舵 - 後輪駆動

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 一番多い駆動方式がこれになります。考え方はいたってシンプル。前にあるクランクからチェーンを延ばしてリアホイールを駆動させます。

 このタイプは、操作系統と駆動方式にあまり関連性がないので、USS・OSS・オープンコックピットハンドルなど、いろんな組み合わせが存在します。

 一見シンプルな構造に見えますが、構成が見た目以上に厄介なのも特徴です。

 何故かというと、ハイレーサーのように、クランクからリアスプロケットまで邪魔するものがほとんど無いフレームならば、まっすぐなチェーンラインが取れ、構造も簡単に済みます。ですが、ミドルレーサーより座席が低い車両となると、クランクからリアスプロケの間で、座席が邪魔をしたりフロントフォークが邪魔をしたり、チェーンステーが邪魔をしたりして、まっすぐなチェーンラインをとることがそもそも無理になります。

 そこで、チェーンとパーツの直接の接触を防ぐため、抵抗の少ないチューブにチェーンを通したり、「アイドラー」と呼ばれるものを取り付けて、チェーンラインを大きく曲げるなどの対処をする必要があります。このチューブやアイドラーは、チェーンと常時激しく接触しているので、当然フリクションの原因にもなります。

 もうひとつの欠点として、この方式はとても長いチェーンが必要です。一般的なロードバイク用チェーンを2.5パック以上つないで使うことになります。チェーンの鎖が増えるので重量増大の原因ですし、懐に大ダメージです。

 とまぁ色々デメリットも多そうですが、考え方と構造そのものは非常に単純明快なので、整備そのものはしやすいです。



2. 前輪駆動 前輪操舵

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 リカンベントはクランクが前に来るので、駆動系をコンパクトにするのならば必然的に前輪駆動が良いわけです。そんな考え方から生み出されたのがこの駆動方式になります。

 操作系統は基本的にOSSが多いと思われます。オープンコクピットハンドルも使えるとは思います。ただし、USSタイプの例は自作したリカンベント以外で採用されているのを見たことがありません。

 前輪を駆動するので、クランクからヘッドチューブまでチェーンがのび、二個程度のアイドラーを使用して、ヘッドチューブ直下にあるホイールへほぼ90°にチェーンをまげて前輪を駆動させます。フロントフォークはリアハブが入り、ディレイラーが取り付けられるように専用設計されたものを使用します。

 そして、このタイプは駆動輪の前輪で操舵します。前輪にはチェーンがつながっていますが、ハンドルを回すと、ヘッドチューブからフォークのハブのところまでのチェーンが捩れます。この捩れに対応するために、いくつかのアイドラーを組み合わせて捩れに対応させます。

 当然チェーンの捩れの限界以上には操舵することができません。ですが、通常の乗り方に支障が出てくるほどではありませんし、十分操舵角をとることができるよう設計されています。

 ちなみにリアに使うホイールはフロントホイールです。要するに、フロント側にすべての駆動機構が凝縮されたような状態になりますネ。リアホイールまでチェーンが伸びないので、フロントフォーク周辺より後ろのフレーム構造は比較的自由に設計できます。長いチェーンに悩まされないので、折りたたみタイプのリカンベントなどにも採用例が多い方式です。

 複数のアイドラーで深くチェーンを曲げているので、フリクションロスが多そうですが、実際はそうでもないようです。



3. 前輪駆動 前輪操舵 (特殊)

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 さて、前輪駆動・前輪操舵は、フロント側に機構がすべて凝縮されるのでコンパクトと書きましたが、それをさらに最適化させたものが、この特殊な駆動・操舵方式です。

 まず、フレームが前部フレームと後部フレームに別れます。前後のフレームは、ヘッドチューブもしくは専用のピボットにて接続されます。前部フレームは普通の自転車のように、クランクからフロントホイールへ、チェーンを直接取り回して駆動することができるよう設計されます。その前部フレーム部分を丸ごとひっくるめて左右に動かして操舵します。後部フレームは座席とリアホイールを受け持ち、支えることになります。

 変わった構造で種類も多種多様にあるのですが、代表例を挙げると、二種類ほどに分けられます。

 一つは、ヘッドチューブがあり、それより前に駆動用フレームを構成しているもの。代表例としてCRUZ BIKEや、Zockra kouign amannがあります。

 もう一つは、フレームを真ん中、座席のお尻の下付近から折れ曲がるようにして前後のフレームに分け、前フレーム側に駆動系を組み込んでいるもの。代表例として、Python Lowracerや、Flevo Bikeなどがあります。

 さて、クランクごと前部フレームが動きますんで、脚ごと操舵します。というより脚を使って操舵します。ハンドルは操舵にほぼ関与しません。(ただし物による) ハンドルはシフターとブレーキを取り付けるためについています。この駆動・操舵方式のリカンベントの動画を見ると、完全に手を放した状態でくるくると走っている様子が見られます。





 ハンドルは操舵にあまり関与していないので、USSやOSSなど色々なハンドルがマシンの用途やニーズによって選択されています。色々な形式があり、ベーシックな形もありません。ただ、割とUSSが多い気がします。

 欠点としては、脚の間にホイールが来るので、ローレーサーになればなるほど脚の長さが必要となります。まぁそれ以上に操作に慣れが必要な車種のようです。



 さて、ロードバイクのような自転車と違って、駆動系と操作系統が多種多様にあり、しかも関連しているということがお分かりいただけたでしょうか。このへんがリカンベントの多種多様化の原因のひとつになっているように思います。




 ここまでざっくりとリカンベントの種類と形態、構造的な種類を紹介しました。次回は使うパーツやメカニカルな部分などについて説明したいと思います。
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# by steadycat | 2015-04-13 01:22 | 自作リカンベント | Comments(3)

2015年 01月 25日
リカンベントを作ろう Vol.0
お久しぶりです白猫です。

しばらくの間このブログも本家ウェブページもほったらかして何をしてたかって言うと、
ずっと自作リカンベントを作っていたからでした。

そしてまぁ先日完成したわけです。

名称 「Lilium」

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トラス構造を基本に、自分なりの解釈を含めて設計製作したリカンベントです。

乗った感じは非常にスムーズ。路面を丁寧になぞって走っていく感じ。

製作期間は構想段階から設計製作まで含めてほぼ丸一年。
材料は最近流行の炭素繊維。

なぜ作ったかって?

そりゃあ、

自分でデザインした乗り物に

自分の全技術力を注いで作って

乗ってみたかったからだよ!

このリカンベントの個人的解釈を含めた設計理論と製作過程とかを、
自分の備忘録もかねてしばらく綴って見たいと思います。

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とりあえず、いつになるかはわかりませんが後で記事をまとめて本家サイトに綴ります。
ここに書いていくのは下書きに近いかな。

まぁ気になる人は追って行ってね。
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# by steadycat | 2015-01-25 17:57 | 自作リカンベント | Comments(0)

2015年 01月 04日
あけましたおめでとうございました
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Twitterでははしゃいでおりますがこっちは全然更新できておりません。(ミ・∀・)
昨年度は自作フレームのリカンベントで手いっぱいでした。

まぁ今年もボチボチ宜しくお願いします。

(ミ´ω`)ノ
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# by steadycat | 2015-01-04 12:03 | 日常のぐだぐだ | Comments(0)

2014年 05月 07日
くまもと うきしまじんじゃまでいってきた
こどもの日に熊本まで往復200km走ってきました。
目的地は浮島神社。
恒例行事かよ、って感じで。
ルートは去年行ったときと同じ。

でも今年は去年とちょっと違います。
何が違うかってーと、今年は友人のリカンベントライダーと行きました。

ただし行き道は別ルートで行きました。
なんで別ルートになったかっていうと、
その友人が朝起きれなかったからでありました。
寝過ごしました、ってメールが返ってきたんです!
ヽ(ミ・∀・)ノ

仕方ないので、今日は友人来ないかな、って思って、
7:50分くらいから、起点と設定していた佐賀と福岡をまたぐ、昇開橋から一人でスタート。
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諸富橋から208号線に乗ります。
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そのまま208号線をひたはしって、大川、柳川、大牟田と突っ切って。
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大牟田から熊本の荒尾に入ったくらいから、501号線に乗り換えて、海沿いをひたすら走ります。
熊本の玉名に入って、超まっすぐなTT専用道みたいな道を走ります。
まぁこの画像は歩道にちょっと入ったところですが。
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そんなこんなで、一旦ついったーを確認すると、その友人が
「荒尾で小休止」と書き込んでいまして。

(ミ・∀・)!?

なんと追っかけてきていました。しかも後方15km位のところ。ファッ!?
むちゃクソはやい。ちょうはやい。ちびる。

とりあえず合流するまで待つのもあれなので、市内で合流しようと考えて、そのまま走っていきました。

このルートほぼ平地だけど、唯一の登りがあって、そのてっぺん辺りにあるたこ焼き屋。(食べたことは無い)
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熊本市内に着いてから連絡とって見ると熊本城あたりにいると。
速すぎィ!
とりあえず熊本城で合流しました。

熊本城とリカンベント二台。
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デデン!
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しかしまぁ、人の多い熊本城にリカンベントで行くとあれですね、

お前ら城見に来たんだろ、城見ろよ。

ってくらいこっち見られますね、リカンベントって。いやまぁ当然だね、仕方ないね。

その後、熊本にいる友人のすかいくんに会いに行きました。
ご飯おごって貰いました。(!)
そして圧倒的撮影会。(だいたいすかいくんの一眼レフです)

クランクがここまで中央によった写真はそうそう無いであろう。
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「自転車でのハーレーだね」とは通りすがりのおじいちゃんから言われました。
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リカンベント二台はやっぱりシュールである。そら目立ちますわ。
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その後は浮島神社へ行きました。
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ひさびさの浮島神社。自転車好きの神主さん、「今年も来たねぇ」と覚えてくださってました。

浮島神社つく寸前で友人のリカンベント前輪がパンク。神主さんに水バケツ借りたの図。
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何枚か写真撮って、お守り買って。
本当に、湖に浮いているような感じの神社です。
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さてあとは帰ります。出発は16:00調度くらい。来た道をひたすら帰ります。
501号線は明るいうちに抜けたかったので急ぎます。

夕焼けの中に彩雲が輝いていたので、綺麗だなと思い写真撮ったものの、うつっとらんわ!(真ん中あたり)
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帰りは友人が速くてついていけなかったり。先に行ってもらったりしてゆっくり走ったりしながら。
もうちょっと速く走れるつもりだったのに申し訳なかった。

結局帰宅時間は10時ちょい前になっちゃいました。
前より遅いやんけ!

そうそう、スタートが昇開橋だったんですが、とりあえず、またこの橋に戻ってくるわけです。

写り悪いけど・・・ 昇開橋につくとこんな感じなのです。
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そのときに見るこの橋ってとてもいいですね。
帰宅時間が夜になるんで、丁度ライトアップされてるんですが、いい感じに綺麗で、

「あぁ、佐賀に帰ってきたんだなぁ」

って感じがしました。

いやはや楽しかった。

こどもの日恒例行事にしようか。

以下サイコンの記録。
Time : 9h04m39s
Av : 22.7km/h
Distance : 205.72km
Max Speed : 54km/h

前回より遅いのは体力落ちたからかなぁ…
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# by steadycat | 2014-05-07 00:53 | ツーリング日記 | Comments(1)

2014年 01月 05日
やま のぼりはじめ
嘉瀬川ダムまで登ってきました。

リカンベントで。

登りは厳しいといわれるリカンベントですが、年明け早々嘉瀬川ダムくらいまでは制覇してやろうと思い行きました。
(実は回りからそそのかされただけ)

とりあえずスポーツデポで集合。全員で3人。とりあえずえっちらおっちら道の駅大和まで登ります。

お、案外いけるじゃん。

そこから古湯温泉まで。ウォリャアアァァァアァァァと雄叫びを上げつつ。
ちょっとしんどいけど気合で登り切って。

そしてそこから嘉瀬川ダムへ登っていきます。
佐賀センチュリーランスタート地点から上り始めたのでありますが、
まぁーしんどいのなんのって。インナーローでひたすら回す。
ウォリャアアァァァァァアァァと時々叫びつつ。
ギア比は1を切ってるよ!!!
8km/h位で登ってったよ!!!

でもなんとか登り切りました。

さらにそこから北山ダム北側299号線をさらに登っていきました。またそれはそれでシンドイ!
雄叫び一発気合入れつつペダルをぶん回す。

登って登って獲得標高は大体460mくらいでありました。(ルートラボ調べ)

あとはお楽しみの下り!

三瀬でうどん食べて、そのあとはひたすら下ります。

どんぐり村西側の263号線をひたすら下りますが、まぁリカンベントは下り無敵であります。
漕がずに平然と60km/h程度出ていました。
最高速度はお察しください。

そんでもってトータル73km程度走って帰ってきましたとさ。

結論 : 案外リカンベントは登れる

いやーロードで行くよりも楽しかったでござる。特に下り。
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# by steadycat | 2014-01-05 01:08 | ツーリング日記 | Comments(0)

2014年 01月 03日
あけましておめでたうございます
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本年もよろしくお願いいたします。

まぁ今年は午年なので PA-25 Pawnee で。

年越しは友人と三社参りとかやってました。



2日には走り始め。

さぁ、今年から新しい 佐賀ンベントライダー が増えました。

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パフォーマーのスーパーローが仲間に加わった!

奥のリカンベントが自分のリカンベントですが、それと比べてもとっても低い。すんげー低い。
自分のリカンベントがミドルレーサーと呼ばれる所以がとても良くわかりました。

取り回しは確かに悪いんですが、それを補って余りあるほどのスタイルと低重心&低空気抵抗。

ほ…欲しい…。ストレートで踏みまくって色々ぶっちぎりたい…。

といった事始めなのでありました。
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# by steadycat | 2014-01-03 01:38 | 日常のぐだぐだ | Comments(0)

2013年 12月 23日
佐賀市 掘江神社
佐賀市 掘江神社

所在地佐賀市神野西二丁目2-10

御祭神
景行天皇・神功皇后・上筒男神・中筒男神・底筒男神・天照皇大神・応神天皇・大山祇命・倉稲魂命・管原道真・
若比留女命・建御方命・大己貴命・木花咲邪姫命

神野小学校の隣にありました。

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一の鳥居。街中にひっそりとあります。

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二の鳥居

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いっぱい彫像があるらしい…

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三の鳥居
鉄板かなんかで補強してありました。

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神門

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本殿まで。この絵好きだなぁ。

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熊襲討伐に来た日本武尊の威徳をしのんで建てられたとな。
いろんな人がいらっしゃいますねぇ。(小並感)

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日露戦争の英霊も奉られてましたです。

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本殿

あぁ狛犬撮影すればよかった。

佐賀の歴史・文化お宝帳
http://www.saga-otakara.jp/

神社探訪 狛犬見聞録・注連縄の豆知識
http://5.pro.tok2.com/~tetsuyosie/
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# by steadycat | 2013-12-23 22:35 | 佐賀の神社めぐり | Comments(0)

2013年 12月 23日
佐賀市 高木八幡宮
佐賀市 高木八幡宮

所在地 : 佐賀市高木瀬東二丁目12-11
年代  : 中世
境内社 : 太郎坊社 天満神社 須賀神社 椎森稲荷大明神

御祭神
八幡社  : 大鷦鷯天皇 誉田天皇 気長足姫天皇
太郎坊社 : 火之迦具土大神
天満神社 : 管原道真
稲荷社  : その他

263号線の運輸支局入口交差点を東側に曲がると

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とても目立つでっかい木が生えてまして、ここを通るたびになんだこれーって常々思っていましたが、
ここが高木八幡宮でした。

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一の台輪鳥居

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表に回ると、鳥居におもいっきり看板つけてあった。

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神門

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時期が時期のせいか、境内は正月準備って感じでゴチャッと。
ネットで見てみると普段はもっとすっきりしているみたいです。

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大きな木。表から良く見える木はこれだったんですねぇ。

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樹齢450年のクスノキ。でっかい木って触るとなんかパワー持ってる感じするよね。
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境内の中にある説明。詳しくないからわからん。(ミ´・ω・`ミ)
高木越前守、藤原貞永って人が城構えてたけどなんか神のお告げで旭日の旗を押し立ててここをおったてた?
難病の神様と書いてありますネ。

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昔城があったのか。

いやもうほんと行っただけな記録。

出展

佐賀の歴史・文化お宝帳
http://www.saga-otakara.jp/search/detail.php?id=1778

神社探訪 狛犬見聞録・注連縄の豆知識
http://5.pro.tok2.com/~tetsuyosie/index.html

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# by steadycat | 2013-12-23 21:50 | 佐賀の神社めぐり | Comments(0)