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じさくりかんべんとが かんせいしました

やっとSteadyCat.Works.の最新鋭リカンベント

Lilium2

完成しました。
じさくりかんべんとが かんせいしました_d0088420_00425455.jpg
 ジャジャーン!

 ということで今日部屋から出してロールアウト,その後写真とって30kmほどシェイクダウンしてきました。
めっちゃかっこいい… (自画自賛)
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 後ろからのスタイルがまたイカス。(自画自賛)
じさくりかんべんとが かんせいしました_d0088420_00451118.jpg
 真横から。(色調補正かけてるので色合いがちょっとへんです。)

 というわけでテスト走行のインプレッション。
本当にいい意味でなんのストレスもなく走り出せました。乗りやすさでいえば一号機をそのまま踏襲している感じで,着座高といい,リクライニング角といい,狙い通り。
 それと,フレームのパイプ径を増大させたことで,一号機の欠点だった横方向の剛性はほぼ完璧なレベルで強化されました。踏んでもしっかりとチェーンが引っ張られます。ついでに縦方向の剛性も上がっている感じです。これはちょっと意外な点でした。前の一号機はトラス組みフレームなんで,フレームそのものの縦方向の幅は大きいから,単管パイプの縦幅しかない二号機は縦方向はやわらかくなってるんじゃないかと推測していましたが,そんなこともなく,φ60mmの極太パイプに縦に補強板入れたこの二号フレームはしっかりと硬い感じがあります。一号機のほうがよほどシルキーな乗り心地です。よくよく見るとヘッドチューブ直後のパイプが,ヘッドチューブから釣り下がるようにシート下まで伸びて,シート下のパイプを吊り下げているので,この構造のせいで縦剛性が高く感じているのかもしれません。
 ということで思惑通りフレーム全体が強化された感じで非常にいい感じ。一号機のマイルドさと比較すると,路面の荒れによる振動が多少ダイレクトに伝わってきて揺さぶられる感じはありますが,それを差し引いても十分な乗り心地です。

 運動性についての印象は,着座高を多少下げて重心が下がったせいか,一号機に比べると舵角入れた後の車体の倒れこみがかなり早くなったように感じました。なんで,左右に細かく切り返すと,軽快にパタパタ左右に倒れこみます。運動性は上がっている割に,コーナーリングは十分安定します。また,直員安定性も十分高くて,ごくわずかに伸びたホイールベースのせいか,重心位置が変化したせいかはわかりませんがペダリングに影響されず安定して直進してくれます。ヘンにフラフラしない。フレーム剛性が上がったからってのもあるかもしれない。

 あとは,一号機よりもさらに巨大化させたアイドラーのおかげで,アイドラー周辺からの音がほぼしません。アイドラーの音って結構気になるのと抵抗感を感じるから,音がしないのはとても良いことなのです。ほかにも一号機から見直した部分を設計に大量に取り入れてるので,きわめてストレスフリーな乗り物になりました。

 大体自画自賛しかしていませんが!自分が乗りたいリカンベントとしての要求はなんとかLilium2に詰め込み終わったので,ほぼ煮詰まった感じがあります。集大成というか。もう少し乗らないとわからない部分もまぁありますが,ほぼ思惑通りにすべてが組あがって大満足であります。

 というわけでほぼ決定版のリカンベントがやっと完成したんで,暫くはこのLilium2に乗っていきたいと思います。
じさくりかんべんとが かんせいしました_d0088420_01101724.jpg
さらに乗り込んだらまた記事を書きます。あと作り方も。(いつになるんだ)

by steadycat | 2016-09-27 01:15 | 自作リカンベント

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