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リカンベントを作ろう!Vol.1「コンセプトの設定」

 みなさんこんにちは。ブログの更新もいつ以来でしょうか。もはや痴呆が始まりそうなくらい時間がたってしまいました。

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 確認してみれば,このLiliumⅡを作ってからこの記事の執筆時点でもう8年近く経ってしまいました。(!)


 そして上記の記事を書いてから9年も経過しているのです。

 そういえば https://togetter.com/li/1110126 こんなまとめも作ってはいましたが,このまとめは2017年作成でした。

 時の流れは速いですね。

 白猫さんは,生活環境が目まぐるしく変わり,育児に追われているという,8年前には考えることもできなかった状況で,何を申したいのかといいますと,大きい製作物に取り掛かることができないという生活環境に置かれております。この胸には自作erとしての熱い魂の炎はずっと燃やし続けているのですが,一方でこのまま何もかも忘れていくのも悲しいので,その炎を消さないためにも,色々覚えているうちにリカンベントの作り方についての持論を小分けについてブログに吐き出していこうと思ったわけです。

 というわけで前置きも長い割に突然ですが,白猫なりの自作リカンベント論を展開していきたいと思います。ちゃんと最後まで続くやら。

 ところで,リカンベントについて全然知らない方々は,この投稿や,これから投稿するであろうリカンベントを作ろう!の記事を読んでいく際に,下記の投稿を読んでおくと理解が深まると思います。

 短文投稿型のSNS時代に長文は苦痛と思われますがよければ読んでください。

 というわけで始めます。今回はその1として,「コンセプトの設定」です。

 リカンベントを作るといっても,まず明確にしないといけないのが,「何のためにリカンベントを自作するのか?」です。ここが明確でないと,ぶっちゃけた話,買った方が良い,という元も子もない現実に突き当たります。

 自作といえば,近年ではいろいろな物の自作界隈がありますが,「人が乗って走る」物を自作するとなると,プラモデルといった程度の製作における機材投資とは比較にならないほどの機材や材料への投資が必要となり,すでにその時点で市販品のフレームを買った方がコストもリスクも安くつくという悲しい現実があります。

 わたくし白猫が自作リカンベントのために投じた機材は,比較的入手しやすい,できるだけ個人で入手できる範疇のものを利用して作っています。( この記事を参照の事 https://steadyal.exblog.jp/28142273/ )

 ですが,それでも,そこそこ性能の良い新品フレーム一本とコンポーネント一式を買える程度の投資が行われてしまったのも事実であります。

何が言いたいのかというと,"こんなリカンベントが欲しい!" という明確なコンセプトとビジョンがなければ,投資した割には満足のいくものが出来上がらないので,市販品を買えばよかったと後悔することになるわけです。

 とまぁ早速自作したい方々の気持ちをへし折るようなことを書き連ねていますが,

「自分で作った自転車ということそのものを自慢したい!」「市販品にはない性能のものを追求したい!」「そもそも求めているものが売ってねぇ!」

 とか,そういった事をしっかり意識しなければ,自作の道は大変険しいという事になるわけです。要は自分で自分を満足させることが出来るかという,ほぼほぼオ〇ニーに近いことをせっせとやらないといけないということになるわけです。

 では,当の白猫はなぜ自作したのかというと,

 「市販品の中で自分が求める設計のフレームが無い。」

 です。無かったので作るしかなかったのです。簡単に説明すると,白猫が自作リカンベントの計画を立て始めたのは2014年頃です。この記事の執筆時からざっと10年も前になるのですが,当時入手できるリカンベントフレームで,白猫が要求するスペックを満たしたフレームが存在しなかった,のです。この要求スペックというのは,コンポーネントの話ではありません。フレームそのもののスペックです。フルカーボン製の高級リカンベントフレームと呼ばれる物でも自分の要求を満たせるものがありませんでした。これがロードバイクだと,世界各国多種多様なメーカーから様々なフレームが選び放題なので,何かしら要求に合致したものがあるのですが,ことリカンベントに関しては新興メーカーが出ては消え出ては消えの超小規模な市場しかないので,リカンベントのバリエーションそのものが不足しているわけです。なので,色々な選択肢がそもそも無いわけです。

 無いもの尽くしのリカンベント界隈で,白猫が求めたのは下記のポイントです。

 「ロードバイクとのグループライドで快適に走ることが出来るか」
 「取り回しやすいか」
 「コントロールしやすいか」
 「空気抵抗が低減できるライディングポジションか」
 「ヒルクライムの際にペダルをしっかり踏み込めるBBの位置とシートポジションであるか」
 「駆動ロスが少ないドライブトレイン(主にアイドラーの位置について)を構成出来ているか」
 「剛性が足りているか(ここでいう剛性とはフレームそのものの耐久性)」
 「白猫が興奮できるほどかっこいいか」

 と多岐にわたる要求値があり,しかもこれらの相反する要素を,すべて適切に詰め込んだフレームっていうのは中々存在しないか,もしくは入手困難な物ばかりでした。現在では,高級なカーボンフレームで上記要件を満たすであろうリカンベントがいくつか存在しますが,なんにせよ高額な金を出してどこかしら妥協したリカンベントのフレームを買うという選択肢は取りたくなかったのです。

 また,カーボンフレームを自作する段階で,私はTSUNAMI2026というクロモリ製の市販フレームリカンベントを所有していました。

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 が,このリカンベントはクロスバイク的な扱い方だと大変優秀で,取り回しもコントロール性も大変良く,最高に気に入っている1台ではありますが,上記要求を満たしてはおらず,パーツなどの取り換えで上記の事はとても達成できる代物ではございません。

 というわけで,自作でフレームを製作するしかなかったのです。

 Vol.2につづく。


by steadycat | 2024-11-21 22:31 | 自作リカンベント | Comments(0)

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