しーじーのかろんじられかた
2009年 04月 08日
とりあえずコンピューターで弄った絵はCGなんだけど、
僕が描いている戦闘機の類のCGについての話なんだ。
我が描く飛行機の絵は精密、写実路線。
ので、人に見せたり展示会に出すと、
特に、MiG-29の絵とかが良い例なんだけど、写真じゃないのかい、
と言われたりする。
んで、いいえ、こいつは絵ですよーって言うと、
ほへー、みたいな感じでしげしげと眺められ、
んで、何で描いたんですかー、って聞かれるのさ。
んで僕はパソコンで描きましたーってなんと無しに言う。
すると、大概の人は、
「あーなるほどー」
見たいな感じで反応する。
ちょいちょいそこで思うんだけど、なるほどーって何よなるほどーって(ミ´・ω・`ミ)
そうか僕のことをご存知だったのかいそこの可愛子ちゃんよ。
ん、違うかいそうかい。
一般的にCGは絵の具で描かれた絵より評価が低下してる。これは事実でござる。
理由付けとしては、絵の具じゃないので深みが無いとか、奥行きが無いとか。
そして絵の具とか油と違い無機質過ぎる、と。
たしかに、CGは絵の具の厚みも無ければ、額縁とかの飾りも無い。
絵が表示されるのは赤青緑の極小ドットが綿密に並ぶ無機質な光り輝く画面の上だ。
そして原画はペラい数百MB程度のデータとして保存され、
無圧縮画像なら原画そのままのクオリティーでその絵を楽しめるわけ。
だが思うに、その要素をどうしてCGに当てはめて、
美術のジャンルから弾かれ気味にするの?、って思うわけ。
いや、今はデザインの分野じゃPCはすごく多用されてるから、
それは良いんだけど、その、俗に言えばリアル指向のCGの話なのよ?
絵の具の重ね塗りの積層、油とかの異様な積層は、
流石にCGじゃ補完出来ないから、そこは仕方ない。
もっとも、僕にとっては絵の具の重ね塗りがある、無いの差が、
どれだけ絵の感動の与え方に変化を生むか、懐疑的な考え方しか持ってないのだが。
ん、美術館とかの油絵とか幾らか見た上で言ってるからね?
そして画材。
油絵は油、日本画なら顔料とか、染色なら草木か。
そんないろんな画材、ジャンルがあるのになぜCGは冷遇を受ける?
極めて歴史が浅いからか?電子的なデータは軽すぎるのか?
絵の具の混ぜこぜした深みがないからか?
それとも光り輝く画面と布地のキャンバスを一緒にするなといいたいのか?
アナログからデジタルに切り替えたからといって表現の幅は殆ど制約を受けないぞ?
制約されてると感じるならデジタルに慣れてないだけだと考えるよ。
後、CGはPCで描くから簡単じゃないか、って思われがちだと思う。
ここからは言い訳の世界になっちゃうんだけど、
コンピューター使うからって別に製作自体が楽になるわけでもない。
ってのは僕がPixia使い続けてるから苦労しているだけかもしれないけど。
過程としては、まず資料集め、原画描き(紙)、その後スキャナで取り込み、
後はペン握ってタブレットと画面睨めっこしながら描くわけだ。
CGは描き込み量が極端に絵の深みと奥行きに繋がってくるから、
下手に手抜きすればチープになる。
後、全体的に統一された調子で描かないと、絵の構成さえ狂う。
その辺は絵の具となんら変わらない。
むしろ追加される要素として一瞬で色調変化ができる。
後僕は殆どやらないんだけど、大量の複製、貼り付けが出来る。
Pixiaじゃこれくらいだけど、他のソフトはあと色々できるのかなぁ。
なんだかんだでCGは大変なのよ。
つーか作業が楽になる分描き込みに費やせるじゃないと考えるよ僕は。
楽できるものは楽したいじゃない!
最近は色々な作者が出始めて、半端なく美しい絵があったり、
中々綺麗なものがあったりする。
チープと思われがちだったけど今じゃCGならではの美しい表現が出来るわけだ。
んで、CGとか良く知ってる人とかは意外と評価してくれたりする。
でもこれじゃ内輪乙な感じだ。
そろそろCGが他のジャンルと肩を並べ初めてもいいんじゃないかなぁ。
こんなこと書いてても、そうなのかなぁと、自分の考えを見直したりするわけで、
まだしっかりとした考えをもっちゃいない。
もう少し考えを煮詰めにゃいかんなぁ。
みんな教えてよ、どう思っているのか。
ちょい違うけど井上直久っているし
ちなみにCGは分類上どちらかと言えば版画に入るらしい
本格的にphotoshopで色付ける練習始めなければ(o´Д`)=з
興味がある人はちゃんと評価できると思いますよ、描き方にこだわらず表現の方法として絵というのはあるわけだし。出力の方法はいろいろだと思うし。
ただCGだと言われてフーンと済ませちゃう人は、絵として表現された作り手の意図ではなく、”どれだけ苦労したか、自分が凄いと思えることをしたか?”を絵に感じてるんじゃないかな。
たとえば巨匠が絵の具等で描いた絵というのは、みんな小学生から絵を描いたことがあるように苦労としてリアルに伝わる。その苦労を知りながら受け手は見るわけだから、”苦労して凄いものを描いた”と。伝わりやすいわけです。
しかし、”CGですよ”と言うとイメージできる人は少ないかなと。
その点の違いじゃないかなー、なんて思ったり。
井上直久さん、中々すげー絵を描く人だなぁ。
ちょっと興味を持ったでござる。
CGが版画なのは、複製できるからかな?
>ぷっちょ
んにょ、なぜ嫌いでござるか?
フォトショは僕はなんか馴染まんなぁ。
Pixiaで十分だのぅ。
>かにたん
なんか、知ってるっぽい人は、おぉー見たいな感じで取ってくれる人もいるんですけどねぇ。
やっぱり、受け手の体験の差かなぁ。
>ちーちゃん
この疑問にとてもしっくりくる返答でわらた。
そっちのアプローチでも考えてみないとだめだなぁ。
